【07.01.20】京都・非公開文化財特別公開・・東寺、大徳寺参観
私用で、京都に用事ができ、ついでに京都市が毎年冬におこなっている非公開文化財の特別公開で東寺と大徳寺によってきました。市のボランテアのガイドさんが、丁寧に説明をしてただきました。
世界遺産の東寺では、五重塔(国宝)で高さ五五メートル国内最高です。一六四四年に徳川家光の再建によるもので、古代の通り立て直し、大日如来に見立てた心柱を守る四仏、菩薩像が安置されています。四度の焼失はあるものの、地震では倒壊したという記録は見つからないそうで、古代の耐震構造のすごさを示すものです。
東寺観智院では、客殿(国宝下の写真、パンフより)は、一六〇五年に建立された武家風書院建築でかの有名な宮本武蔵が、一乗寺下り松の決闘後 に、登院に身を潜めていたときに描いたといわれる水墨が「鷲の図」「竹林の図」があります。客殿南側の枯山水庭園「五大の庭」は、弘法大師が唐からの帰国の様子が描かれています。
大徳寺の聚光院は、一五六六年三好長慶の菩提をともらうために建立されたものです。

(上はパンフより)ここには桃山時代の最高傑作、狩野永徳による「花鳥図」永徳の父松栄による「瀟湘八景図」など四六面に及ぶ国宝のふすま絵がおさめられています。千利休のゆかりが深く、茶道三千家の菩提寺でもあり、利休作のの方丈前庭「百席の庭」、利休ごのみの茶室「関隠席」(重文)がありました。
大徳寺真珠庵は、一休禅師を開祖とした永享年間(1429〜41)に創建された大徳寺の塔頭寺院です。長谷川等伯筆の「けん子猪頭図」などの名高い水墨画がならんでいます。特に茶室「庭玉軒」(重文)は、茶道をされる方ならぜひみたいもので、公家風茶道を大成した金森宗和ゆかりのものです。この金森宗和氏は、飛騨高山を統治した金森氏の子息だということで、何かの縁を感じました。
大徳寺龍源院は、公開の名勝庭園で、今より500年前に、能登領主の畠山義元公らで創建されたものです。周りの電柱や電線を なくし、景観を保っています。ここでは、高層マンション問題で、大徳寺が、がんばって景観を守る運動を進めている証拠でもあります。(方丈前石庭)
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